数日前に窓から夕陽を眺めてふと思い出したことがある。

少し前に映画監督の三谷幸喜氏が、新しく作った映画の話をしていた。
タイトルは「ザ・マジックアワー」。
「マジックアワー」とは映画の専門用語で、夕陽が沈んだ後の少しの間のことを
指すのだとか。

太陽が姿を消して光源がなくなるため、影ができなくなる。
まだなんとか明るいそのわずかの時間にカメラを回すと、美しい映像が撮れるらしい。
写真を撮っていても、夕陽が沈んだ直後の空の何とも言えない微妙な色合いに
惹きこまれることがある。
昨年まで仕事で行っていたバリ島でも、夕方になるとホテルの側の海辺に出て
よく夕陽を眺めていた。
私が遭遇したいくつかの「マジックアワー」、少しばかりお付き合いを…。


「一日のうちで世界が最も美しく見える瞬間」というのが頷けるようなそんな景色
たちだった…。